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パリの香水カルチャーもここまで進化！

オーナーで共同創立者のひとりであるニコラ氏によると、この「NOSE」の構想ができたのは、2009年の12月。それから約2～3年かけて、この好みの香りを導き出すためのデータベースを香りのプロフェッショナルとともに構築し、オリジナルのコンサルティング法を生み出し、2012年にようやくオープンにこぎつけたのだそう。
 
「香水を選ぶときに、どうしても広告やブランドイメージ、マーケティングからの先入観が先行してしまい、本当はどんな香りが好きかわからない人は多いものです。そんな方たちに向けて、有名ではなくても、素晴らしい香水を紹介したいと思ったのがきっかけ」とニコラ氏は語る。 
 
オープンして7カ月で、すでに25,000人もの人がトライしているというこのコンサルテーション。その人数からも、パリでの注目の高さは伺いしれる。香りのサンプルキットや香水の販売はヨーロッパ内なら可能だが、日本への郵送は今のところ未定。パリに訪れる際には、ぜひ直接足を運んで、自分にぴったりの香りを探してみては？