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photo : Gettyimages

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■お知恵3

やりたいことがやれていないなら

「まずは行動してみよう」
行動せずしてあれこれ思いを巡らせている女性は本当に多いですねー。思うことをやってみればいいと思うんです。過去の恋愛が忘れられない人は、元彼に会ってみるといい。やはり運命の人はこの人だったと気づくかもしれないし、ただのおじさんになっているかもしれません。動いてケガすることを恐れないでアクションを起こしたらどうでしょう。
 
やりたいことがあったら、とことんやってみる、というのもひとつの方法。“おまんじゅうが食べたい”と思ったらひたすら食べ続けてみては。1カ月もすると飽きてきて、「これはどうやって作るんだろう」と制作を始めたり、もういらなくなって人にあげたら感謝されたりします。飽きずに食べ続けると具合が悪くなって、どうしたら健康になれるか考え始めるかもしれない。クリエイティブな別のベクトルが見えてくるはずなんです。
 
「おまんじゅう食べたいけど太るし」とか「食べると米が買えなくなるし」といって手を伸ばさないうちは何も変わりません。食べ続けることで、おいしい店も知ることができるように、知識や知恵が増えるんです。そうしたアイデアの蓄えが増えると、社会の状況は変わらなくても楽しいと思えて、いろんな方向付けができるようになりますよ。

  • よしもと ばなな
    1964年東京生まれ。日本大学芸術学部文藝学科卒。1987年に小説『キッチン』(第6回海燕新人文学賞)でセンセーショナルにデビュー。おもな著作に『うたかた/サンクチュアリ』(第39回芸術選奨文部大臣新人賞)、『TUGUMI』(第2回山本周五郎賞)、『アムリタ』(第5回紫式部賞)、『不倫と南米』(第10回ドゥマゴ文学賞)など。「スカンノ賞」「フェンディッシメ文学賞」などイタリアの文学賞も受賞。『人生の旅をゆく』『人生の旅をゆく 2』(NHK出版)などのリアルで人を勇気づけるエッセイも多数発表している。近著に『さきちゃんたちの夜』(新潮社)がある。
    公式サイト http://www.yoshimotobanana.com/

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