パリに行くなら絶対マスト! 「コレット」なき後、訪れるべき7つのコンセプトショップ
日本でも乱立し続けるライフスタイル提案型ショップ。ファッションだけでなく、衣・食・住全体を含めたライフスタイルや考え方を提案をするショップのことだが、ただ単に雑貨や食品が置いてあるだけで世界観がちぐはぐ……というショップも少なくない。一方、パリでいま注目を集めているライフスタイル型コンセプトショップは、オーナーのメッセージや大切にしたい世界観など、一歩足を踏み入れた瞬間にヒシヒシと伝わってくる独特の雰囲気があり、訪れる人に常にインスパイアを与えてくれる。そこで、ネットで何でも買える時代だからこそ、実店舗はこうあるべき!というお手本ともいえる珠玉の7ショップをご紹介。パリを訪れたら絶対にチェックして。
パリの「コレット(Colette)」が、2017年末に惜しまれつつ閉店した。ショッピングといえば百貨店が主流だったフランスで、独自の視点でショップを編集する“コンセプトストア”という形態を根付かせ、無名の新進デザイナーをセレクトし、ショーウィンドウは週替わりで装飾を施すなど、尽きることなく話題を与えてくれる存在だった。パリのファッションシーンが盛り下がるのではとまで懸念する業界人もいたが、閉店わずか2週間後には、コレットの元マネージャーが手掛けたセレクトショップがオープンするとのニュースが! さらに、ライフスタイルショップ「メルシー(Merci)」の創業者も新ブランドを立ち上げたばかり。まだまだ話題が絶えることのなさそうなパリから、現地在住ライターが注目を集める7つのショップをご紹介!
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- コンセプトごとに場所もチェンジ!「デモデ(Démodé)」
- アートのような工芸品をリーズナブルに。「アンプラント(EMPREINTES)」
- パリジェンヌのクローゼットが垣間見える「ラパルトモン・セザンヌ(L'Appartement Sézane)」」
- 年代も国籍もさまざまなのにパリ・シック「アイユール(Ailleurs)」
- パリで一番人気のインテリアデザイナーによる新ショップ「メゾン・サラ・ラヴォワンヌ(Maison Sarah Lavoine)」
- コレット出身者が立ち上げた、ストリート系の聖地「ヌー(nous)」
- ファッショニスタが集うアートな社交場「クラブ・ソンシブル(Club Sensible)」
realization & text: ELIE INOUE