ランウェイモデルの多様性
ランウェイを闊歩するモデルに関しては、サイズゼロなどを含め、これまでさまざまな問題が浮き彫りにされてきたファッション業界。けれど、“多様性”という点においては、ニューヨークが一歩リードしているもよう。昨シーズンのランウェイでは、キャスティングの多様性が過去最高値をマーク。『ザ・ファッションポスト』によると、ニューヨークで開催された94のショーのうち36%が有色人種のモデルをフィーチャー。さらにNYコレクション史上初めて、すべてのショーにおいて2人以上の有色人種モデルが起用されたという。人種だけでなく、年齢や体型、トランスジェンダーといった、多様性に対するデザイナーたちの意識が著しく変化したシーズンだった。今シーズンも引き続き、ファッション業界の進化する変革に期待大。