メルシー@Paris : Work Style & Life 
 
 

生活雑貨からアップカミングなデザイナーズアイテムまで、トータルライフスタイルを提案して世界的に有名になった「メルシー」。元「ボンポワン」のオーナーが株を手放してまで作ったこのショップの「今」を取材。すると、ワークライフを支える大事なものが…。

マリー・フランスとベルナール・コ－エン夫妻が、社会への還元をテーマに掲げて共同で立ち上げた「メルシー」には、おしゃれ生活を送るためのインテリアだけにとどまらず、器（写真2）からガーデニング、そしてコスメまで、働く女性たちのクオリティ・オブ・ライフを支えるため、生活自体を豊かにするティップスでいっぱい。しかも、それぞれのアイテムを購入することで、リサイクルやフェアトレードなどの社会貢献もできてしまうというところが素敵。ファッションも、ワークスタイルをそっと支える嬉しいアイテムがイチオシのようで…。

パリコレ直後、そんな「メルシー」でポップアップ期間を延長してまで推していたのが、日本の「ワールド」から飛び出したブランド「ワールド ベーシックス」（1）。こちらは「ワールド」が2012年より展開しているベーシックアイテムのブランド「WORLD BASIC（ワールド ベーシック）」が、リブランディングされたもの。2014年春夏シーズンから国内での販売が本格スタートする前に、「メルシー」を始めとした海外のショップで先行発売。

「ワールド ベーシックス」は通常の製造過程で出る副産物である“落ち綿”を使用しているだけでなく、なんといってもカッティングと縫製技術で上に着るものに響かないTシャツ（3）が嬉しい。レイヤードのテクニックがスタイリングの要になってくる秋冬ワークスタイルを、内側からそっと支えてくれるアイテムは、パリジェンヌにも人気だそう。「Tシャツはニットを羽織ったときにもこもこしないように計算されていて、フード付きパーカもジャケットを羽織った時に着膨れしないようにデザインされています（パリ現地PR担当・久川フミヤさん）」。

今季、「ワールド ベーシックス」のような定番アイテムをワードローブにプラスして、「メルシー」流にワークスタイルの質を充実させてみて。

※写真３）「ワールド ベーシックス」×「メルシー」限定Tシャツ　

＞＞アムステルダム編はこちら！

＞＞ロンドン編はこちら！