花のある生活、始めました!

エル・エディターが私的に夢中になっているものをリアルな目線でお伝えする、デイリー連載OKINI! 今日は、最近花のある生活を始めたカルチャー&ライフスタイルエディターKANAKOが、春にぴったりの花と植物にあふれた映画を紹介します!

最近、活けてみた花たち。ガーベラ、スターチス、“デザート”という名前のバラ、カスミソウ。花の名前を全然知らなかったと実感! 意外と覚えるのも楽しいし、フラワーベース集めもハマりそう!

花も植物もケアするのがずっと苦手で基本部屋には置かないタイプだったのですが、昨年誕生日に小さな観葉植物「ガジュマル」をもらい、“幸運を呼ぶ樹”といわれるだけにせっせと水やりをして(といっても2~3日にたっぷり1回)無事に育てています。今年に入ってからまた花をもらう機会があり、そこから一輪でも部屋に花があるって心が潤うな!と実感。ということで、遅ればせながら(女として遅ればせながらですが!)、花のある生活をリアルに始めました。

『マイ ビューティフル ガーデン』4月8日より、シネスイッチ銀座ほかにて公開。© This Beautiful Fantastic UK Ltd 2016 http://www.my-beautiful-garden.com/

そうすると、気になる映画も変わってくるもので、ちょうど春の季節にふさわしい4月公開の美しい2作品を紹介します。
『マイ ビューティフル ガーデン』
物語の主人公は、人付き合いが苦手で、規則正しい生活や物の配置にこだわり、自分の世界に没頭しがちな、絵本作家を夢見る女の子。借りているアパートの庭は荒れ放題。そんな状態を見かねた家主から1カ月で美しい庭に戻さなければ退去してもらうと通告が。困った彼女を手伝うことになったのは隣の偏屈な老人で……。作風や美術が『アメリ』を思い起こさせるかわいらしい映画で、なんといってもイングリッシュガーデンの素敵さといったら! 大スクリーンで堪能してみてください。

『ターシャ・テューダー 静かな水の物語』4月15日より、角川シネマ有楽町ほかにて公開。©Richard W Brown http://tasha-movie.jp/

続いては、『ターシャ・デューダー 静かな水の物語』
こちらはアメリカを代表する絵本作家として70年間にわたり活躍したターシャ・テューダーの晩年に密着したドキュメンタリー。彼女が56歳のときにアメリカ・バーモント州の山中に建てた18世紀風の農家と広大な庭園は、絵本から飛び出してきたかのような美しい夢の楽園。植物と動物(特に飼い犬のコーギーがキュート!)を愛し、自然に寄り添った暮らしには、忙しい現代人が忘れかけた大切なことを思い出させてくれる。「静かな水のように穏やかであること。周りに流されず自分の速さで進むこと」。四季を彩る花々、緑豊かな自然を眺めながら荒んだ心を取り戻す思い!

  • Illustration: Daichi Miura

    KANAKO: カルチャー&ライフスタイルエディター。最近ハマったもの⇒①ドラマ:Amazonプライム・ビデオ「Fleabag フリーバッグ」。ロンドンに暮らす変わったアラサー女子の物語なんですが、シニカルなのにホロッとしてしまった全6話。②豆乳味噌鍋:家でよく作ります。カツオだしに、豆乳と水を半々で、野菜や鶏肉、ホタテなどを入れて。ハマりすぎています。③『ねこのおてて』(パイ インターナショナル)ネコの手ばかりを写したフォトブック。クリームパンみたいなおてて萌え!

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