2014/10/21(火)
ファッション界を牽引し続けた大御所、オスカー・デ・ラ・レンタ氏が逝去
ファッションデザイナーとしてモード界を牽引し続けたオスカー・デ・ラ・レンタ氏が、2014年10月20日(現地時間)、82歳で亡くなった。死因に関しては公表されていないが、オスカーは10年に渡って癌と闘っていたという。
オスカー・デ・ラ・レンタ氏はドミニカ共和国出身で、「バレンシアガ」の創設者クリストバル・ バレンシアガのもとで経験を積んだ後、1965年に自身のブランド「オスカー・デ・ラ・レンタ」をスタート。セレブや女優などに愛されるフェミニンでグラマラスなドレスが人気で、ファーストレディのドレスも手がけていた。また、1993年から2001年までは「バルマン」のクリエイティブ・ディレクターを担当した。
先日、「オスカー・デ・ラ・レンタ」のクリエイティブ・ディレクターに元「ニナ・リッチ」のピーター・コッピングの就任が決まったばかり。オスカーも「ピーターと一緒に働けることになって、とてもうれしい」とコメントしていた矢先の訃報に、追悼の意を捧げたい。
photo: IMAXTREE text: MIE.F