1962年に竣工されて以来、長きに渡り愛され続けてきたホテルオークラ東京の本館が、いよいよ2015年8月末をもって建て替えのために閉館する。“日本モダニズム建築の最高傑作”として称えられ、文化遺産とも呼べるこの建物の記憶を残すために、2014年より「ボッテガ・ヴェネタ」のクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーが中心となってソーシャルプロジェクトを立ち上げたことは世界中で話題に。現在「ボッテガ・ヴェネタ」の公式サイトにも、ホテルオークラ東京を愛する著名なサポーターからのメッセージが寄せられたスペシャルページがオープンし、注目を集めている。

そして建て替えが間近に迫るなか、このプロジェクトの第三弾として新たな取り組みがスタート。インスタグラム上で誰もが参加できるこのプロジェクトは、「#MyMomentAtOkura」のタグと共にホテルオークラ東京で撮影した写真を投稿すると、選ばれた作品がノスタルジックなタッチのイラストへと描きかえられ「ボッテガ・ヴェネタ」の公式インスタグラム（@bottegaveneta）でシェアされるというもの。日本の美と伝統が詰まったこの空間で過ごしたひとときを、特別な形で残せる貴重なチャンス。あなたもぜひ、建て替え前のホテルオークラ東京を訪れてお気に入りの一枚を投稿してみて。