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修復後はモノクロームのニュアンスに統一

床板はいったん剥がされ、注意深く修復した後に再び戻された。デコラティブな石膏と木のレリーフは色が取り除かれ、どの部屋もモノクロームに近いニュアンスの色で統一されている。オフホワイトからゴールド、ブロンズへと視線は緩やかに移り、木の家具の渋色へと続く。光のスペクトルは柔らかなサンドベージュを抜け、イエローゴールドへと導かれていく。
 
写真/壁の一部にはカーテンと同じ柄の、「ルリエーブル」のクロスが使われている。立て掛けられた印象的な写真と、アントニオ・チッテリオがデザインしたフレックスフォルム社のシェーズロング「Happy Dormeuse」、そして豪華なシャンデリアがドラマを与えている。

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photo : Gaelle Le Boulicaut,  original text : Jo Caulkett&Jeremy Callaghan,  text : Ryoko Kobiki

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