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①古いもの、代々受け継がれたものを大切に使う。

今回のリサーチでまず圧倒的に上がったのが、パリジェンヌたちの家具にはヴィンテージが多いという意見。
「彼女たちは古いものを大切に使っています。祖父母や両親などの家族から譲り受けた家具を活用している友人や同僚は意外と多いです! 古い家具と『イケア』などの新しくてリーズナブルな家具をうまくミックスして、自分なりの部屋作りを楽しむのが上手」(大森美希さん/「ニナ リッチ」ヘッドデザイナー
 
「パリの人はみんな古いものが好きで、アンティーク風のもの、アンティークの物と混ざっていると、どれも味わいのある雰囲気に見えてきます。パリは建物が古いので、モダンな物と年代物がマッチするんですね。また、北アフリカにも近いからか、ちょっとエスニックな物などもしっくりきます。
高価で素晴らしいアンティークの調度品でなく、親がそのまた親から譲り受けたものといった、日用品でも時代を感じさせるものを置く。そうすることでみんな個性を表現しているように思います」(チコ シゲタさん/ウェルビーイングコンサルタント・「SHIGETA」主宰
 
「ここでは道端で拾ったものも上手に使います。粗大ゴミを捨てるとき、外に置いてから業者が取りにくるまでの間に、誰かが運んでいったりするんです。お互い暗黙の了解で、使えそうなものは先に道に置いておくと、すぐになくなる。うちにも主人が見つけてきた椅子やワインラック、小棚、テーブル、オーブン台、靴箱など、結構いろいろあります! 日本の友達に言うと驚かれますが、フランスだと普通のことなんですよ」(kayococco/オフィシャルブロガー
 
さすがに道端の粗大ゴミチェックは勇気がいるけれど、まずは家族に聞いたりショップを巡って、アンティークテイストのアイテムを手に入れてみて。

  • 写真/チコシゲタさん愛用のスピーカー(藤の部分)付き北欧家具。「蚤の市で見つけたもの。このサイズの北欧スタイ ルの収納家具を探していたときに、たまたまどんぴしゃで発見しました。スピーカーはケーブルを接続すればもちろん今でも使えます。購入後、好みの色のニス を塗って磨きました。ちなみに家具の上の風水盤は、シンガポールの骨董屋で見つけたものです」(チコシゲタさん/ウェルビーイングコンサルタント・ 「SHIGETA」主宰

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