エディターズPICK 2014/4/1(火)
新生活に花を!

フラワーのプロが伝授! おしゃれな花の飾り方レッスン

「もっと花をセンスよく飾りたい」「外国風の空間が作れたら」と、無難な飾り方の域をなかなか越えられず悩む私たち。ここはフラワーのプロフェッショナル に直接習うしかない! ということで人気の花生師・岡本典子さんの自宅兼アトリエに潜入し、エル・オンラインのために特別レクチャーを開講してもらった。 簡単なのに玄人風に見えるおしゃれデコレーションテクは必見!

花屋はスーパーみたいな感覚で、気軽にどんどんのぞくべき

「たとえば自分で野菜を買いに行くようになるまでは、それが高いのか安いのか、質がいいかわからなかったけど、スーパーに行き慣れるとわかってきますよね。花屋も同じです。みんな用がない限りなかなか花屋に入らないけど、いかに花と触れる機会を増やして、見る目を肥やすかです。1本でも気に入った子がいたらそれを持ち帰って、飾ってみる。場数を踏むことが大事です。
 
それから『花が好きだけどすぐ枯らしちゃうから』と言う人も多いですが、手をかけずそのままにしていれば枯れるのは当たり前。『パン作りって大変そう』って挑戦せずにいるのとも一緒です。失敗してもいいから実践を重ねることで、 自分の好きな花の種類もわかってくる。手をかけるのが楽しくなりますよ」
 
また、花が贅沢品だと思われていることについても岡本さんは指摘。「確かになくても暮らせるけど、服飾繊維から食材、建物まで、植物は衣食住すべてに関わるもの。実は人間にすごく貢献しているんです。きっと何千年も昔から、どんな文化でも人が亡くなったら花を1本手向けたり、お祝いやプロポーズの傍には花があったはず。それだけ長い歴史が、花は人類にとって必要なものだということを表しているように思うんです。花を決して敷居の高いものと思わず、いつでも花のパワーを感じて暮らしてほしいですね」
 
おしゃれセンス抜群のフラワーインテリアだけでなく、花への素敵な考え方まで教えてくれた岡本典子さん。みんなもたくさんのエッセンスを吸収して、花に囲まれた新生活を送ってみて!

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photo : KAN KANBAYASHI

  • 岡本典子(Noriko Okamoto)
    「Tiny N」主宰。園芸生活学科卒業後、渡英。英国で数々の花コンペティションで優勝や入賞を果たす。TV・雑誌・広告などの撮影関係を中心に、展示会・店舗ディスプレイ、婚礼、講師、講演、イベント出店、子育て支援、芸術など多方面の活動に積極的に取り組んでいる。

    ★岡本さんのインスタグラム「everyday life」ではP6のような実際の食卓の様子を随時アップ中!
    flowers → @hanaikeshi daily、 everyday life → @noriko_okamoto

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