フラワーのプロが伝授! おしゃれな花の飾り方レッスン
「もっと花をセンスよく飾りたい」「外国風の空間が作れたら」と、無難な飾り方の域をなかなか越えられず悩む私たち。ここはフラワーのプロフェッショナル に直接習うしかない! ということで人気の花生師・岡本典子さんの自宅兼アトリエに潜入し、エル・オンラインのために特別レクチャーを開講してもらった。 簡単なのに玄人風に見えるおしゃれデコレーションテクは必見!
【SCENE 5.】外国風スタイリッシュなセレクトなら、球根!
それだけで海外っぽくて、垢抜けて見えるような花材があったら知りたい! そんなワガママな質問に対して、岡本さんからのアンサーは“球根”。
「球根がそのまま付いた花は、海外ではよく親しまれているんです。切り花よりも長持ちするという利点だけでなく、これがありのままの植物の姿なんだとわかるところも大きな魅力。根っこがあって球根があって、そこから茎が伸びて花が咲いている。その生命力の物語に、私はいつもキュンとなってしまうんです」
上の写真と下の写真を見比べてもわかるように、花器の高さによってスイセンの醸す雰囲気がまったく変わっている。上はアンニュイでリラクシングな印象を受けるし、下は凛と育っていく強さを感じさせる。好みによって楽しんでよいが、置き場所は目線の高さがおすすめ。床に置いてしまうと球根のよさがわからなくなってしまうからだ。水は一番下の根っこが水に浸かる程度でOK。
photo : KAN KANBAYASHI
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岡本典子(Noriko Okamoto) /
「Tiny N」主宰。園芸生活学科卒業後、渡英。英国で数々の花コンペティションで優勝や入賞を果たす。TV・雑誌・広告などの撮影関係を中心に、展示会・店舗ディスプレイ、婚礼、講師、講演、イベント出店、子育て支援、芸術など多方面の活動に積極的に取り組んでいる。★岡本さんのインスタグラム「everyday life」ではP6のような実際の食卓の様子を随時アップ中!
flowers → @hanaikeshi daily、 everyday life → @noriko_okamoto