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鏡が主役のダイニングはシャビーシックな空間

二人はまず一度完全に取り壊し、空間を新しいものに作り直した。狭苦しいキッチンとバスルームは場所とサイズを変え、開放感を出した。すべての装飾や仕上げには、木や革、ブルーデニムなど、頑丈で使い込むほど味わいの増すものを選び、キッチンの壁に使った鏡や黒板は、あえて古びた風合いの仕上げを施した。大きな面積を占めるリビングの家具はモダンなものを選び、壁ではサンギータのテキスタイルデザインでドラマを添えた。
 

写真/ダイニングにはダメージ加工の鏡を張った。漆喰でラフに仕上げた壁や天井と相まって、シャビーシックな雰囲気を作る。ペンダントライトはチョー・バザーで購入。カウンターにはフェルッチョ・ラヴィアー二が手がけた「カルテル」のランプ。「インディ・ストア」のダイニングテーブル上には、ビルマの漆塗りボウルとバナナの皮でできたケニアの鍋敷き。

  • Alex Davis(アレックス・デイヴィス)
    プロダクトデザイナー。アーメダバードにある国立デザイン学校(National Institute Design/NID)でプロダクトデザインを学んだ後、イタリア・ミラノのドムス・アカデミーにてインダストリアルデザインを専攻。ニューデリーに「インディ・ストア」を設立し、家具やプロダクト、照明などのデザインをしている。 
    http://alexdavisstudio.com/

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photo : GAURAV & THIRU  produce : SONIA DUTT  text : RYOKO KOBIKI

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