エディターズPICK 2014/8/28(木)
KITCHEN SPECIAL

女も惚れる、男のキッチン【Part3】

プロの厨房を思わせるステンレスのキッチンや、ちょっと無骨で、荒々しいくらいの素材感のある道具など、キッチンのトレンドはメンズライクな傾向にあります。海外でもそれは同じ。そのキッチンはどうできているの? おしゃれ男子が集まるレストランのキッチンはどうなっている? 気になる「男のキッチン」の作り方、教えます。Part3では、美しく温もりのある木のキッチンを作るアイデアをお届け。

“男”キッチンの作り方、教えてください! 【続編】

木のキッチンが好きなら、長く使える道具を合わせて選ぼう

仕上げのラフな造作や、プロユースな雰囲気。そんな男っぽいディテールを、どのように作るのか。建築家でありデザイナーの芦沢啓治さんに聞いた。

キッチンのイメージは、“よく手入れされた道具箱”

「よく手入れされた職人の道具箱のようなキッチンです。少々無骨なディテールながら、丁寧な作りと目がきれいなオーク材を使って上品なキッチンにしています」(芦沢さん、以下同)

①カウンターのディテールに、道具のモチーフを施す
「太いフレームによって構成された引き出しや、四角い穴の開いた引き出しなど、古い道具箱のようなディテールが見られます。さらにその箱が適所にレイアウトされてますね」

②ステンレス扉の収納棚は、濡れた食器を保管する場所
「シンク上のステンレス扉の棚は、まだ乾いていない食器を乾かすためのラック。棚板がパンチングメタルになっていて、シンクに水滴が落ちて排水ができるようになっています」

③ワインラックを作り付け、見せる収納にしてみる
「ハウスワインなどを毎日消費する方も多いので、このようなオープン収納は便利です。キッチンに作り付けるとアクセントにもなります。木製のラックだと高級感も出ます」

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  • 芦沢啓治/
    建築家・デザイナー。1973年生まれ。2005年に芦沢啓治建築設計事務所設立。現在石巻工房やIKEA PS collectionなど、国内外で多数のプロジェクトに参加する。

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    雑誌『エル・デコ』No.133では、夏の北欧大特集をお届け! 北欧の名作家具カタログから、憧れの詰まった北欧の暮らし方、ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソンの物語に、とじ込み付録のマリメッコ大図鑑まで、スペシャルな内容をまとめてお届け。そのほか、ミラノ・サローネ詳報2014や、女性も憧れる男仕様のおしゃれなキッチン特集など見逃せない内容が盛りだくさん。
      
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