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半径1メートル以内の服選びを
服をいろんな部屋に置いてしまうと、選ぶ前に「どこにしまったかな?」と探すことから始めなくてはいけなくなる。そこで小林さんはクローゼットのすぐ横にハンガーラックを置いて、数歩の範囲内で服選びを完結させている。
服選びをスムーズにこなすために、“関連するものは近くにまとめる”ことも大事なポイント。たとえばラックに掛けてあるコートやジャケットの近くには、関連するマフラーや手袋、帽子などを置くようにする。これならひとつの場所で脱ぎ着でき、いっそうストレスフリーに。置く場所が決まっているので、小物が散らからずに済むのもうれしい。
【注意】
服が溢れてしまうことだけは避けたいもの。ここに入りきらなくなったら“譲る”“捨てる”の選択を!
photo : Shinsaku Kato
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『暮らしを愉しむお片づけ』
型にはまらない、その人らしい美意識のあるインテリア&ライフスタイルを提案する「イデー」で、全店のショップディスプレイを監修する著者が、研修や自宅で実践している“暮らしを愉しむ”ためのお片づけのコツを一挙公開。加藤新作、今津聡子ら気鋭のフォトグラファーによる実例写真を200点近く盛り込んだ、美しくもわかりやすい実践的な一冊。
著者/小林夕里子
発売/2013年11月20日
発行/すばる舎
全128ページ ¥1,365
問い合わせ先/すばる舎
http://www.subarusya.jp/
「イデー」公式HP
http://www.idee.co.jp/ -
小林夕里子(Yuriko Kobayashi)/
「イデー」VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)、ディスプレイ担当。大学卒業後、寝装具を扱う卸商社での秘書勤務を経て、インテリアコーディネーターの資格を取得。インテリアショップでおよそ5年間、販売や新人教育に携わる。2007年「イデー」に入社。ショップの副店長などを経験後、VMD担当となる。現在、全国の「イデーショップ」のディスプレイを監修し、社内のVMD講師も務める。ものを大切にしながら暮らす自身のライフスタイルが注目され、女性誌などでも取り上げられる。本書が初著書。