エディターズPICK 2015/11/12(木)

【スタイリスト/古牧ゆかりさん編】おしゃれ業界人の“ご自宅パトロール”

おしゃれな人は、どう住んでる? 気になるご自宅のインテリアとその秘密を追跡する大人気シリーズ。今回はフリーランスのファッションスタイリストとして、エル本誌をはじめとしたさまざまな媒体で活躍中の古牧ゆかりさんが暮らす、築40年以上のヴィンテージマンションへ。インテリアのスタイリングも手がける古牧さんに、自分らしくデコレーションする秘訣を指南いただきました。

さまざまなテイストが混然一体となりながら、古牧さんらしくまとまった癒し空間。グリーン、アート、旅の思い出の品などが、あるべき場所に置かれている。テーブル奥の照明は玄関のシューズラックを作ってくれたのと同じ友人の作品。右上のアイアンのシャンデリアには古牧さんが撮影の際に作った紫のポンポンを提げている。

Q. この建物にはどのくらい住んでいるのですか?
だいたい14年くらいです。70年代初頭に当時のわりと有名な建築家の手によって建てられたものだそうで、当時のデザイナーズマンションのような感じだったのかもしれません。部屋のドアは全部天井から床まである大きなサイズのもの。フローリングの床は、オリジナルの状態では赤いPタイルだったみたいです。

環境がよすぎて大きく伸びたウンベラータの枝は、色とりどりの毛糸を編んだもので天井に誘引。

Q. 賃貸物件ならではの制限もあるなかで工夫されている点は?
賃貸でもわりと自由はきくんです。天井がベニヤ板で面白いので、せっかくならベニヤハウスにしようかなと思い、撮影で使った2枚のベニヤ板を持って帰り、左右の壁に貼ってみたんですが、圧迫感があったので1枚だけ残しました。自由に塗ったり、ドローイングしたりできるのでいいかなと思って。

  • 古牧ゆかり

    スタイリスト。ファッション誌で活躍後、渡仏。パリに暮らす。帰国後『エル・ジャポン』のスタイリングエディターに。現在はフリーでファッションやインテリアの仕事を手掛ける。

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photo : HISAI KOBAYASHI

text : Shiyo Yamashita

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