【BaNANA OFFICE／尾崎大樹さん編】おしゃれ業界人の“ご自宅パトロール”
おしゃれな人って、どんな家に住んでいるの？ 気になるご自宅のインテリアと、その秘密を徹底追跡しているこのシリーズ。今回は、店舗デザインなどを手がける、今注目のインテリアデザイン会社「BaNANA OFFICE」代表の尾崎大樹さんのご自宅に潜入。プロの目で厳しく選んだ中古マンションを、自らこだわりぬいてリノベーションした素敵な空間を大公開。これからリフォームを考えている人はぜひ参考に！
2歳の息子さんが喜ぶような仕掛けがたくさんの子ども部屋。ボルダリングの壁、テント、トランポリンなど、ワクワクするようなデザインになっている。床の★マークもポイントだそう。「子ども部屋は床に合わせて、意識的に★モチーフのものをそろえています」
Q.新築を購入するのではなく、中古マンションのリノベーションを選んだワケとは？
自分のやっている仕事を活かして、完全セルフプランニングしたかったため、中古マンションを完全リノベーションする方向にしました。もともと、渋くてレトロなものが好みなのと、古い物を大切にしていきたいという思いと両方の意味で、中古マンションは最適な選択でした。
ハンモックは「ハンモック2000」のオリジナル。その下のキャビネットはアンティークのもの。撮影の日も、お子さんがハンモックに入って大はしゃぎ。「ここのハンモックは本当におすすめです」
Q.「これはやっておいて良かった」と思う、ディテールは？
子ども部屋の壁を上半分ガラスにしたこと。子ども目線では遊びに集中することもできるし、寂しくなったときには目線をあげて隣の部屋がつながっていることでの安心感も得ることもできるので。
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尾崎大樹
1975年鹿児島生まれ。1998年「MYUPLANNNING&OPERATORS」に入社。2013年「BaNANA OFFICE」開設。BaNANA OFFICEとは、同じ想いを共有するさまざまな分野のクリエイターで、プロジェクトごとにBaNANA TEAMを構成し、多方面より目的をカタチにするデザイン集団。店舗デザイン、インテリア、プロダクツ、ディレクションなど、多方面にわたって活躍している。http://bananaoffice.jp/
Photo: Toshiki Hiraiwa(WILHELMINA) Realization & Text: Maki Kakimoto