【BaNANA OFFICE／尾崎大樹さん編】おしゃれ業界人の“ご自宅パトロール”
おしゃれな人って、どんな家に住んでいるの？ 気になるご自宅のインテリアと、その秘密を徹底追跡しているこのシリーズ。今回は、店舗デザインなどを手がける、今注目のインテリアデザイン会社「BaNANA OFFICE」代表の尾崎大樹さんのご自宅に潜入。プロの目で厳しく選んだ中古マンションを、自らこだわりぬいてリノベーションした素敵な空間を大公開。これからリフォームを考えている人はぜひ参考に！
ダイニングエリア。壁にかかる大きな写真と天井から吊るしているアンティークの時計は、最近加わったもの。時計はドイツの駅で使われていたものだとか。
Q.インテリアのヒントはどこから？
古い映画にインスパイアされることはよくあります。古い写真集なども。写真は大好きで、このダイニングにかけてある大きな写真は、家族旅行でポートランドへ旅した際に購入したんですが、ついこの間ようやく手元届きました。すごく気に入っています。アートは、旅先で購入することが多いですね。
写真上／シンプルで整然としたキッチン。料理好きな奥様にとって使い勝手の良さを重視して作ったそう。キッチン横の壁はマグネット。写真やお子さんによる制作物が貼ってある。「キッチンのカウンターは、コンクリートを固めて型から作りました。人が集まる家にしたいので、立った状態で食べ物をつまんだりしやすいように、高めに作っています」 下／日常的に使うが、美観的に出しっぱなしにはしたくないものは、すぐにしまえるようにと考えぬいて作られた収納スペース。調味料は見えてもＯＫなように飾るように置いてある。
Q.生活スタイルで大切にしていることとは？
オンとオフの切り替えですね。自宅は家族が触れ合える場所として、仕事は持ち込まないようにしています。あとは花や植物と暮らすことも心地よいライフスタイルを送るのに欠かせません。
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尾崎大樹
1975年鹿児島生まれ。1998年「MYUPLANNNING&OPERATORS」に入社。2013年「BaNANA OFFICE」開設。BaNANA OFFICEとは、同じ想いを共有するさまざまな分野のクリエイターで、プロジェクトごとにBaNANA TEAMを構成し、多方面より目的をカタチにするデザイン集団。店舗デザイン、インテリア、プロダクツ、ディレクションなど、多方面にわたって活躍している。http://bananaoffice.jp/
Photo: Toshiki Hiraiwa(WILHELMINA) Realization & Text: Maki Kakimoto