エディターズPICK 2015/10/28(水)

【BaNANA OFFICE/尾崎大樹さん編】おしゃれ業界人の“ご自宅パトロール”

おしゃれな人って、どんな家に住んでいるの? 気になるご自宅のインテリアと、その秘密を徹底追跡しているこのシリーズ。今回は、店舗デザインなどを手がける、今注目のインテリアデザイン会社「BaNANA OFFICE」代表の尾崎大樹さんのご自宅に潜入。プロの目で厳しく選んだ中古マンションを、自らこだわりぬいてリノベーションした素敵な空間を大公開。これからリフォームを考えている人はぜひ参考に!

余計な壁がなく、気持ちのいい抜けた空間となっているリビング。壁や天井をはがして、無機質な箱の状態に。そこにアンティークの家具やグリーンなどあたたかみある素材をプラスしていくことでバランスのとれた空間に仕上げている。

Q.部屋づくりでこだわったポイントとは?
 
まずはテラスとリビングを一体化することで生まれた解放感。そして変化する可能性をもたせた間取りにしているのもポイントです。ディテールでいうと、 コンクリートのキッチンカウンターとグレーのフローリング、そして照明もこだわっています。
 

リビング奥はベッドルーム。ドアは常に2/3ほど開けて開放しているそう。天井からは子ども用のブランコが。「ここに引っ越す前から、新居用にとブランコとハンモックは買ってあったんです。ベッドルームは、子どもが寝ているとき以外は基本的に開けっ放し。その方が開放感があるし、ドアや壁をなるべく減らしたいので」

Q.インテリアのテーマやルールを教えてください。
 
目的のために選び探すのではなく、そのものとの出会いを大切にピンときた直感を大切にしています。なので、旅先などで買い集めたものも多いです。ほかには、同じ用途でもなるべく同じものを置かない。例えば、椅子は種類の違うものをそろえる、など。そして、生活感の出るもの、例えば炊飯器やテレビなどは置かないという主義を貫いています。

  • 尾崎大樹
    1975年鹿児島生まれ。1998年「MYUPLANNNING&OPERATORS」に入社。2013年「BaNANA OFFICE」開設。BaNANA OFFICEとは、同じ想いを共有するさまざまな分野のクリエイターで、プロジェクトごとにBaNANA TEAMを構成し、多方面より目的をカタチにするデザイン集団。店舗デザイン、インテリア、プロダクツ、ディレクションなど、多方面にわたって活躍している。http://bananaoffice.jp/

1 / 4
1 2 3 4

Photo: Toshiki Hiraiwa(WILHELMINA) Realization & Text: Maki Kakimoto

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へエディターズPICK一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

インテリア・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト

TODAY'S LIST

RANKING
LATEST