異なる時代とスタイルの、完璧なるハーモニー
リビングルームでは、さまざまな時代と国、そしてスタイルがミックスされ、完璧なハーモニーを奏でている。'60年代スウェーデン製のソファに、'70年代ノルウェー製のローテーブル、セルジオ・ロドリゲスによるアームチェア、アレグラ・ヒックスのカーペット、壁のアートは巨大な紙幣を創作するスタイルで知られるアーティスト、ヤン・ギトンの作品。
「この家には僕とキャサリンの、人生に対する考え方が反映されている。美的なものが結びつき、さらに変化を続ける。まさに大騒ぎさ。でもこの家が力を貸してくれる。その懐の深さで、何の問題もなく順応してくれるのさ」
かつて古く大きすぎた家は、ようやく正しい家主に出会えたようだ。
photo : MARK SEELEN realization : MARC HELDENS text : RYOKO KOBIKI
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Ike Udechuku(イケ・ウデチュク)・Kathryn Smith(キャサリン・スミス) /
ジャーナリストのキャサリンと、金融業界でキャリアを積んできたイケは、世界中を転々と移り住んできた。現在はブリュッセルの自宅でギャラリーを営む。展覧会中は一般公開も行っている。
Ampersand House
30 rue Tasson Snel,
Brussels 1060, Belgium
http://www.ampersandhouse.com
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