【後編】ヴィンテージに心躍る、夢のパーティハウス!
ミッドセンチュリー建築のマニアが優良物件を巡って競い合うロサンゼルス。ファッションデザイナーのトリーナ・タークと写真家のジョナサン・スコウ、このクリエイティブなカップルは長年待ち続けた末、ついに究極の家を手に入れた。前編に引き続き、ダイニングやゲストルームなど、さまざまなヴィンテージアイテムをMIXしたインテリアが刺激的な彼らの自宅を公開。
時代やスタイルにこだわらない自由で楽しいアイテム選び
'50年代に「ハーマンミラー」から発売されていた、ジョージ・ネルソンのデザインによるウォルナットの伸張式ダイニングテーブル。それを囲むのは、'20~'30年代にMGMのスターとして活躍した後にインテリアデザイナーに転向し大成功を収めた異才、ウィリアム・ヘインズによる真鍮のダイニングチェア。部屋にあったモダニズム様式の照明は「こっちのほうがもっと楽しいと思ったから」ということで真鍮のモロッコ製シャンデリアにチェンジ。抽象表現主義的な絵画がウッドパネルを背景にして違和感なく空間に溶け込んでいる。
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トリーナ・ターク&ジョナサン・スコウ(Trina Turk&Jonathan Skow)/ファッションデザイナーのトリーナ・タークと写真家のジョナサン・スコウの夫婦は1995年に「トリーナ・ターク」を設立、現在までに全米で愛されるライフスタイルブランドに成長させた。レトロ・シック・ラグジュアリーと評されるカラフルなスタイルは彼らのインテリアラインにも遺憾なく表現されている。
photos : RICHARD POWERS original text : ALISON GEE text : SHIYO YAMASHITA
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