物はなるべく整理して、上質な素材感を主役に!
「家の中で、寝室はとてもパーソナルな空間。人を招くリビングやダイニングとは違う視点での部屋作りが必要です。大切なのは、常に片づけやすいこと。海外の素敵なベッドルームを見てみると、物が少なくてとってもコージー。色や素材、そしてさりげないアクセントで、見た目にも心地よい空間に仕上がります」
「寝室に必要なものは、まず細々したものをしまえる引き出し付きのテーブル。また本や雑誌、バスローブなどを決まった場所へ置くための、おしゃれなフックや収納ボックス。さらに限られたスペースでも使える椅子やベンチがあれば、ベッドに入る前に脱いだ服や、ベッド上のクッションを置いておいたり、さまざまな使い方ができておすすめです」
そしてもう一つ大切なのがファブリックの使い方だと語る茂木雅代さん。
「いろいろなもので飾るより、色と素材感だけで心地よい空間は作れます。例えば、ベッドの上に肌触りのいいクッションやスローをたっぷり乗せてみてください。リラックス感溢れる素敵なベッドルームが生まれます」
次のページからはベッドルームの飾り方Q&Aをご紹介! すべてマスターして快適な眠りを手に入れよう。
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問い合わせ先/アクタス tel. 03-5269-3207
http://www.actus-interior.com/
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photos : Siren Lauvdal, text : MIKI TAMURA
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茂木雅代(Masayo Motegi)/
インテリアスタイリスト。心地よいスタイリング提案に定評があり、本誌をはじめ、数々の家具ブランドのカタログ等も手がける。またインテリアのフリーペーパー「LAB.」の発行にも参加している(サカキラボ)。