エディターズPICK 2015/3/4(水)
Audio Instruments

【後編】家電蒐集家に聞いた、愛すべきオーディオとその進化

家電蒐集家の松崎順一氏が、モノとして美しい“愛でるオーディオ”をセレクト。【後編】では、注目のハイレゾプレーヤーや中身がぐっと進化したラジオの魅力を追求。

Portable High-Res Music Players

高音質のハイレゾ音源をいつでも持ち歩こう!

人間の耳が聞き取れるのは、20~2万Hzの音域。これまでのCDなどは、音源をマスタリングする際この範囲に絞って上下の音域を切り捨てていたが、ハイレゾ音源はその音域も収録。最近はポータブルプレーヤーも登場して注目を集めている。「オーケストラの奏者ひとりひとりがいる方向がわかるような、耳だけでなく全身で感じる“音の空気感”が伝わるのが魅力です」と松崎氏。

「HA-P90SD」(W6.96×D2.15×H12.3㎝)オープン価格/ティアック

一台二役のハイレゾ対応ポータブルアンプ&プレーヤー

ポータブルヘッドホンアンプとしての機能と、ハイレゾオーディオプレーヤーの2つの機能を備えた一台。メモリは内蔵せず、側面に128GBのmicroSDカードスロットを備えている。そこからMP3、WAV、AACなどの形式の音楽再生が可能。

  • 九谷焼の「上出長右衛門窯」ディレクター、上出惠悟氏が松崎氏をモチーフにした湯呑も! 「湯呑 笛吹(ラジカセ)」(φ7×H8.2㎝)¥6,000/上出長右衛門窯

    過去と未来をつなぐ、オーディオ家電の考古学者

    松崎順一(Junichi Matsuzaki)/家電蒐集家。「デザインアンダーグラウンド」として活動。インテリアデザイナーとして商業ディスプレイを手がけていた経験から、家電を使った展示も多く手がける。「蒐集の次は、小さなメーカーとしてもの作りをしたい。名作家具のように、親子3代で受け継いで使えるような“名作家電”を作れれば」という。現在、大手企業と音楽業界における新しい仕組みも考案中。ファッションやデザイン界の人脈も広く、今後の活動から目が離せない人物だ。

    >>「デザインアンダーグラウンド」のホームページはこちら

2 / 7
1 2 3 4 5 6 7
  • 『エル・デコ』 No.136も今すぐCHECK!

    レッドカーペットや舞台の上で輝きを放つ海外のセレブリティたち。個性豊かな彼らはどこの家具を選び、どんなインテリアに囲まれて暮らしているのだろう? 雑誌『エル・デコ』 No.136では、ロサンゼルスとニューヨーク、2つの都市に暮らす6人のセレブの自宅を訪問。さらに、2015年に押さえておきたいデザイン界のトレンド予測をはじめ、プライス別に探せるインテリアカタログや、デザインで選ぶ世界の極上ホテル40など、バリエーションに富んだトピックスを一挙にお届け!

    >>購入、詳細についてはこちら

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へエディターズPICK一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

インテリア・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト

TODAY'S LIST

RANKING
LATEST