ニュース 2018/6/28(木)

"音の建築"を試みる展覧会「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」が開催

21_21デザインサイトで、6月29日より企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」がスタート!ウェブやインターフェースのデザインで広く知られる中村勇吾によるディレクションの下、ミュージシャン小山田圭吾(Cornelius)の音楽の構造に着目し、9組のアーティストがそれぞれの視点からその音楽を解釈、映像作品を制作する。

Corneliusスタジオライブ撮影の様子。本展のために新曲「AUDIO ARCHITECTURE」を書き下ろした。

Film : TETSURO INAGAKI

私たちが普段なにげなく親しんでいる音楽は、音色や音域、音量、リズムといった様々な要素によって緻密にデザインされた構造物(アーキテクチャ)であるといえる。しかし、日常の中でその成り立ちや構造について特別に意識する機会は少ない。

6月29日より、21_21デザインサイトで開催される「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」では、独自の表現により、ウェブ、インターフェース、映像の分野で高く評価されている中村勇吾氏をディレクターに迎え、音楽をもとに、空間を構築することを試みる。

参加アーティスト大西景太による新作のイメージ。音の要素を視覚化し、"カタチ"と動きで表現した。

本展に参加するのは、様々な領域を横断しながら映像と関わり、新しい表現に挑む9組のアーティストたち。会場構成を担当するのは、Wonderwallの片山正通だ。

中村氏は「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」について「映像・インテリア・グラフィックからテキストまで、空間内のあらゆる要素がひとつの音楽と関係しあい、それぞれが固有性を発揮しながらも、そのすべてが音楽を軸に連動し、調和し続けている。そのような『音楽建築空間』をつくり、体感してみたいと思いました」と話し、来場者に向けて「それぞれの固有性が連動し、調和し続ける「音楽建築空間」を、ぜひ一緒に体感してください」とメッセージを送る。

音楽と映像、空間が一体となった会場に身を置き、新たな視点で音楽に向かい合ってみよう。

text : CHISATO YAMASHITA

  • AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展
    会期/2018年6月29日(金)〜10月14日(日)
    会場/21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー 1&2
    住所/東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
    開館時間/10:00〜19:00(入場は18:30まで)
    休館日/火曜
    入館料/一般¥1,100、大学生¥800、高校生¥500、中学生以下無料
    問い合わせ先/tel. 03-3475-2121
    www.2121designsight.jp

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