2008年5月
SATCの劇場版第一弾の撮影現場に入ったテレグラフ誌の取材で、(このインタビューは映画が公開されるタイミングで発表された)サラ・ジェシカはキャトラルとの友情をアピールし、彼女が給料の問題について問題提起したことについて賛辞を述べた。「正直言って私たちはみんな友達だし、もっとキムと知り合いたいと思ってるわ。彼女はお金の事について言ったけど、そのことについて誰も彼女を非難する筋合いは無い。人々は私たちが彼女を非難したと決めつけたけど。わざわざ言うまでもないけど、映画ができなくて失望してるか、って聞かれればイエス。映画をしたくないと言う彼女の選択を尊重するか、と聞かれたら、もちろん!と答えるわ」。同じインタビューでキャトラルもまた、自分がとても大変な時期だったと弁明。「最初に映画の話が出たときには私は離婚の真っ最中で、7年続いていた仕事も終わりがけ、そして自分の父親が認知症を患ってしまって。私は一歩後ろに引いて自分の家族がいるカナダに戻らなくちゃいけなかった。それが理由よ。お金が全てじゃないの」
Text: Naoko Ogata Photo:Getty Images