女たちの物語がトレンド! 2018年見るべき海外ドラマを大研究
2018/01/10(水)
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 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」より (c)2017 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions LLC. All Rights Reserved.

女性の権利が奪われる近未来 現代への警鐘⁉ 問題作が上陸

2017年9月のエミー賞でドラマシリーズ部門作品賞など8部門を制覇した問題作「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」。1985年のマーガレット・アトウッドの同名小説が原作だけれど、女性がもつべき体に関する権利――堕胎や避妊の自由――を制限しようとするドナルド・トランプ政権下のアメリカを思わせる世界は、現代社会に対する警鐘そのもの。侍女と妻、夫が交わるセックスシーンはショッキングであり、産む権利、産まない権利を巡って女性が圧力を受ける今の状況を考えさせられる。

  • 「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」

    環境破壊により出生率が低下した宗教主義国ギレアド共和国。富裕層以外の健康な女性たちは職や自由を奪われ、侍女として上位階級の司令官の子どもを産むという役目を負わされる。監視と処刑に怯えつつ、侍女のオブフレッド(エリザベス・モス)は、引き離された子どもを探すため逃亡の道を模索する。2018年1月のゴールデングローブ賞でも話題必至のはず!シーズン1 ' 18年初春、Huluにて独占配信予定。

text: Yoko Nagasaka

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