メダル獲得に影響も? フィギュアスケートの採点ルール変更へ
2018/03/07(水)
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ISUは今年6月の総会でルール改正を提案する予定

ISUは技術要素と芸術性のバランスを重視するため、難易度の高いジャンプの基礎点を下げたり、フィギュアスケートの競技を技術部門と芸術部門の2つに分けることも検討していると米スケート専門メディア『アイスネットワーク』は報じている。

ISUシングル&ペア・スケーティング委員会の委員長を務めるイタリアのファビオ・ビアンチェッティ氏は、このようにコメント。「このスポーツの未来、そしてフィギュアスケートの人気を取り戻すため、我々は改正の議論を進めています」

ウォンさんもビデオ判定に使用されるカメラが一台しか設置されていないことを問題視し、ボーナス狙いの演技に対してペナルティを科するべきだとアピール。ISUが彼の意見も取り入れているかは不明だけれど、採点方法の変更は2018-2019年シーズン、つまり今年の秋までには可決されると言われている。

金メダルを獲得したザギトワ選手も、銀メダルのメドベージェワ選手も、今月ミラノで開催される世界フィギュアスケート選手権2018年に参加予定。プレスカンファレンスでメドベージェワ選手は「今回の大会で技術点の大切さを改めて実感しました。次の大会までには技術面を強化したいです」「私の選手生命はまだまだ長いと思います。そしてフィギュアスケートが大好きなのです。その気持ちが変わることはありません」と意気込みを語っていた。

日本からはどの選手が選出されるのか、そして世界の頂点を制するのはどの選手なのか。平昌オリンピックは閉幕しても、フィギュアスケートからはまだまだ目が離せない!

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Good Housekeeping

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