メドベージェワ選手は今年1月にケガから復帰したばかり
ザギトワ選手が2017年12月に開催されたGPファイナルでシニアシデビューを果たすまで、メドベージェワ選手は世界女王の座に就いていた。しかし、昨年末に右足を故障し、欠場を余儀なくされるとザギトワ選手がGPファイナルで初優勝。そして、メドベージェワ選手の復帰戦となった欧州選手権でも、世界歴代2位の合計238.24点で優勝を飾った。
欧州選手権で新星ザギトワ選手が首位に立ち、女王メドベージェワ選手が2位に後退すると、海外メディアはミシェル・クワンVSタラ・リピンスキーや、トーニャ・ハーディングVSナンシー・ケリガンのように、2人をライバル関係に仕立てあげるように。でも同じコーチのもとでトレーニングを行っているメドベージェワ選手とザギトワ選手は、お互いを「友人」と表現し、ライバル関係であることを否定した。
とはいえ、平昌オリンピックでザギトワ選手に敗れたメドベージェワ選手のショックは大きかったようで、元フィギュアスケート選手のジョニー・ウィアー曰く、彼女は演技を終えた後、コーチに「私はできる限りのベストを尽くしたつもりなのに.....」と語っていたという。
Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Good Housekeeping