名作、珍書いっぱい! 京都の個性的な本屋さん4選
古民家をリノベーションしたり、路地にひっそりと佇んでいたりとロケーションも魅力的な書店。こだわりの美意識に貫かれた選書が話題の京都カルチャー発信地を『エル・ジャポン』5月号よりご紹介します。
書店の域を超えたサブカル発信地
ホホホ座
店主のひとりは、ガケ書房を経営していた山下賢二さん。古書・雑貨店のコトバヨネットとの合体を機に浄土寺に移転、店名を変えた。ガケ書房時代から個人に書棚を貸して古本を売ったり、占いイベントを行ったりと、書店の域を超える活動を続けてきた山下さん。ホホホ座でもそのマインドは健在で、初の書籍『わたしがカフェをはじめた日。』は同店のベストセラーに。2月には新宿のビームス ジャパンにポップアップショップの出店も。現在全国に6店舗を展開し、先頃仲間が立ち上げた、古民家をリノベーションした三条大橋店は、カレーを食べられる喫茶スペースも併設して好評だ。
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SHOP DATA
京都市左京区浄土寺馬場町71ハイネストビル1・2F
075-741-6501
11:00~20:00(1F)、11:30~19:00(2F) 無休(1F)、不定休(2F)
http://hohohoza.com/
Photo: MAI NARITA(Hohohoza), MAKOTO ITO(Book and Things)、KUNIHIRO FUKUMORI
Text: YUKI KAGEYAMA(Hohohoza), AI KIYABU