アメリカエンタメ界における男女の賃金格差事例を大検証!
2018/01/16(火)
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映画『アメリカン・ハッスル』のジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパー、クリスチャン・ベール、ジェレミー・レナー

映画『アメリカン・ハッスル』のギャラ格差は2014年にソニーピクチャーズを襲ったメールのハッキングで明らかに。流出したメールによると、ジェニファー・ローレンスのギャラは出演している時間が共演男優たちとほぼ同じだったにもかかわらず、大幅に少なかったという。あるメールには映画の興行収益を次のように分配すると記載されていた。「現時点での契約は、監督のデヴィッド・O・ラッセルが9%、ブラッドリー・クーパーが9%、クリスチャン・ベールが9%、ジェレミー・レナーが9%、ジェニファー・ローレンスは7%でエイミー・アダムスが7%」。

ジェニファーはその後、この格差についてレナ・ダナムが主宰するウェブサイト「Lenny」に公開書簡を発表している。「ソニーのハッキングで、幸運なことにペニスが付いている人たちより自分のギャラがどれくらい少ないか知った。ソニーに対する怒りはない。自分自身に対して怒りを感じている。私は交渉に失敗した。すぐに諦めてしまったから。何百万ドルを巡って争い続けたくなかった。2つのシリーズ映画に出ているから、正直に言って私にはそうする必要がなかった(これには共感できないでしょう。でも私を嫌いにならないで)」。

photo : Getty Images, AFLO, Instagram Translation & Text: Yoko Nagasaka

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