結果発表! エル読者400人の愛する本
2018/01/13(土)
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【1位~4位】2017年に読んで良かった本

第1位『騎士団長殺し』
村上春樹著 新潮社刊 全2巻 各¥1,800
 
村上春樹、4年ぶりの書き下ろし長篇。2017年のベストセラー。「いちばん印象的だったのは村上春樹の持ち味である緻密でていねいな生活描写。私の時間まで豊かになったように感じられた」(22歳・岐阜県) 「引き込まれるように、一度に読み進めた作品は久しぶり! 没入感が気持ちよかった」(29歳・東京都) 「圧倒的村上世界。でも、これで終わりじゃない気もする」(56歳・神奈川県)
 
第2位『いのちの車窓から』
星野 源著 KADOKAWA刊 ¥1,200
 
星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年よりスタートした連載に、書き下ろしを加えて単行本化。「とにかく星野源が好き」(16歳・愛知県) 「マルチな才能を発揮している裏には、さまざまな努力があり、私も頑張ろうという気にさせられる」(27歳・岡山県) 「エッセイ本はあまり得意ではないが星野源さんの謙虚な姿勢の文にどんどん魅了され、最終的にファンになっていた」(35歳・東京都)
 
第3位『蜜蜂と遠雷』
恩田 陸著 幻冬舎刊 ¥1,800
 
ピアノコンクールを舞台に、さまざまな人間の才能や運命、そして音楽を描いた青春群像小説。「膨大な恩田作品群の素晴らしい面だけで作られた宝物のような小説。人物描写、物語の抑揚、読者の引き込み方、エンタメ性の高さ……何もかも完璧」(43歳・東京都) 「音楽好きにはきっとたまらない本だと思います」(29歳・岐阜県) 「クラシック好きの母にもすすめました」(29歳・群馬県) 
 
第4位『九十歳。何がめでたい』
佐藤愛子著 小学館刊 ¥1,200
 
大正12年生まれ、90歳を超えた佐藤愛子が歯切れのいい口調で綴る名エッセイ。「まじめに考えすぎていた私に もう少し好き勝手に生きていい”と言ってくれているような気がしてほっとした」(32歳・栃木県) 「自分の将来のことなので、読んで損はない」(41歳・熊本県) 「辛辣で面白い!」(47歳・東京都) 「笑って泣ける! 亡くなった祖母を思い出させてくれる」(37歳・静岡県)

Photo: Hitoshi Fujimaki/flame

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