エディターが推薦! 私たちが夢中な海外ドラマはこれ
2018/01/11(木)
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「13の理由」より (C) 2016 Paramount Television

座談会③

セクハラ問題直撃のネトフリ次なる注目は?

KT 「ハウス・オブ・カード野望の階段」がケヴィン・スペイシー問題であんなことになってしまって、ネットフリックスの次なる目玉はなんですかね。「ストレンジャー・シングス」もそこまで日本では盛り上がっている気がしない。

YN 私は「ザ・クラウン」推しです。マット・スミス演じるフィリップ王配の毒親ぶりもいい。シーズン1はダイアナ妃の暴露話のニュースと重なり、こういうことが起きてるのかと。

YM 大河ドラマと同じで結末を知ったうえで、どう描かれるのか面白さがある。

SN イギリス人が彼らをどう思っているのかもわかる。日本では決してできないことだし。

YN 「マインドハンター」も面白いですよ。これまでの犯罪心理ものからグレードアップしたような作品。犯罪心理学に理解がない時代に、FBIがそれをどう確立していったかという話。一見地味だけど、心理ものが好きな人なら、これがあったから「クリミナル・マインド」的な話ができたんだなと。

KT デヴィッド・フィンチャー監督で連続殺人鬼がテーマとはいえ、残酷なシーンとかはあまりなくて、不穏なムードはあるけれど、捜査官の成長物語にもなってる。派手な展開はないから、ドラマ好きの人向き。あと「13の理由」は、青春ものとしても、サスペンスとしてもクオリティが高いですよ。

YN レイプとか自殺とか内容や映像が問題視されたけれど、名門校で起こっている事件を題材にしたのは新鮮でした。

  • 「ザ・クラウン」

    現役君主のエリザベス女王とロイヤルファミリー、実在の政治家たちをモデルにするという大胆不敵さで人気の作品。新シーズンでは40代後半までの女王(クレア・フォイ)を中心にフィリップ王配(マット・スミス)やチャールズ皇太子たちの姿が描かれる。シーズン2 Neftlixにて独占配信中。

  • 「マインドハンター」

    '70年代、FBI連続殺人課に所属し、連続殺人鬼や強姦犯をとおして、犯罪者プロファイリング手法を編み出した捜査官を描く。Netfl ixにて配信中。

  • 「13の理由」

    ある女子高生が自殺を遂げる。彼女は生前、7本のカセットテープの両面になぜ死を選ぶのかを残していた。ティーンエイジャーの危うさがサスペンスとして成立。シーズン2も決定。Netflixにて配信中。

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  • 【座談会参加エル エディター】

    YM 副編集長、デジタルフィーチャーデスク。子どもがいるため家事の隙間時間や寝る直前にiPadで見るのが習慣。ライトに見られるけど実は深いラブストーリーにハマりやすい。

    KT カルチャー&ライフスタイルエディター。暗い物語もシリーズならではの掘り下げケーブルチャンネルから配信系までくまなく見るドラマ中毒者。ミステリーや暗い話が好き。米・英以外の作品もチェックを欠かさない。

    KK デジタル・フィーチャー&ニュースエディター。地上波を流しながら、iPadで配信系を鑑賞する日々。毒っ気のある話、クセの強いキャラがいるドラマが好物。自身も毒舌キャラ。

    SN カルチャー&ライフスタイルエディター。刑事もの、法廷ものが好き。特に有能な女性が主役で、紆余曲折を経てどうにか困難を乗り越えていくストーリーに人生を感じるタチ。

    YN カルチャー&ライフスタイルエディター。人物像がしっかり描かれた作品に引き込まれる。セレブゴシップを担当しているので、イケメンや共演者同士のゴシップも常にチェック!

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