『プラダを着た悪魔』について知られざる17のトリビア
世界27カ国で翻訳された同名のベストセラー小説を原作に、2006年に公開された大ヒット映画『プラダを着た悪魔』。ジャーナリストになる夢を抱いて田舎からNYにやってきた主人公(アンディ)は、人気ファッション誌のカリスマ編集長(ミランダ)のアシスタントとして働くことに。ところが、ミランダは無理難題を次々と要求してくる、皆が恐れる"悪魔"のような上司だった……。NYの華やかなファッション業界を舞台に、恋に、仕事に、おしゃれに、と奮闘する若い女性の姿を描いた同作品は、多くの女性の共感を呼び、公開から10年経った今でも絶大な人気を誇る。ここでは公開10周年を記念して、同映画に関する17の意外な事実をご紹介。主要キャラクターたちの知られざるエピソードに目を通せば、きっとまた見返したくなるはず。US版エルより。
2. アン・ハサウェイは当時の恋人だったラファエロ・フォリネッリ(詐欺事件などで有罪となっている)が望まなかったため、夜間に仕事をすることができなかった。「アンはとっても感情的になっていたよ」とディレクターのデヴィッド・フランケルは語った。「彼女は当時、横領を働いて有罪になったあの男(ラファエロ)と一緒に住んでいたんだけど、彼はアンが働くことをちっとも望んでいなかった。特に夜働くことを毛嫌いしていた。撮影が押すといつも不安定になってたよ」
3.
FOXは当初、アンディ役にはレイチェル・マクアダムスを望んでいたが、メインストリームの作品と距離を置きたがっていた彼女は何度も断っていた。
4.
アン・ハサウェイはアンディ役をどうしてもやりたかったため、当時のFOX 2000のエグゼクティブ・プレジデント、カーラ・ハッケンと初めて会ったときに、彼女のオフィスの中にある禅の庭の砂の上に「私を雇って」と書いた。
Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Aflo、Getty Images