2020年に起こる20のこと
2018/01/19(金)
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上『AKIRA』(1988) ©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会 左下『ミッション・トゥ・マーズ』(2000) 右下『ブレードランナー』(1982) 

『アキラ』は、2019年のネオ東京が舞台。戦争で荒廃した設定。2019年が舞台の『ブレードランナー』も舞台のLAは荒廃しきっている。真実味があるのは『ミッション・トゥ・マーズ』で、2020年に第一次火星探査計画が実施される設定。NASAは実際、2030年の実現を目指している。

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現実が追いついた? SF映画が予見した未来

現代人にとってはもはや再来年となった、2020年。でも『ブレードランナー』で描かれた世界は資源の枯渇や核戦争で荒廃したりと絶望的。さらには人類が宇宙人やヴァンパイアや怪獣と戦う設定の映画も多く、ドラマティックを求める映画人は実は悲観主義者? ただし宇宙開発や使役ロボットに関しては映画の世界が実現する可能性が高い。『AKIRA』などに登場したホバーバイクは今年、ロシアが開発に成功。ドバイ警察が2020年に導入決定したという。見た目はクールなので警視庁もトライしてほしい。

Text: MIDORI YAMAGATA (movie) Photo: Aflo,Getty Images ©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

Photo: Getty Images, Aflo Text: Kyoko Sekine(p.16) NAOKO AONO (p.19,20) MIDORI YAMAGATA (p.21) Illustration: YUTAKA NAKANE

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