海外セレブゴシップ 2018/4/19(木)

エリザベス女王が飼っていた最後のロイヤルコーギーが死亡

女王が18歳の時に飼い始めたコーギーの直系の子孫で、第14代目にあたる愛犬だったそう。

 

YouTube

大の愛犬家として知られ、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークをこよなく愛する英国のエリザベス女王。そんな女王が溺愛するコーギー犬のウィローが2018年4月15日(現地時間)にこの世を去ったことが明らかに。英『デイリー・メール』紙によると、14歳のウィローは癌を患っていたそう。これ以上苦しい思いはさせたくないという想いから、女王は安楽死を決意したと報じられている。

https://www.youtube.com/watch?v=1AS-dCdYZbo

即位してから飼ったコーギーの数は30匹以上と言われているエリザベス女王。ウィローは、女王が18歳の時に飼い始めたコーギー犬スーザンの直系の子孫で、第14代目にあたる愛犬だった。2012年に開催されたロンドンオリンピック開会式で流れた映像にも出演し、『007』シリーズのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)と共演。またてアニー・リーボヴィッツが撮影した女王の90歳記念ポートレートにも登場している。

 

Courtesy of Buckingham Palace via instagram

これまでコーギーの繁殖を積極的に行ってきた女王だが、2015年頃を栄えに繁殖を行っていないという。その理由について、英国王室の元アドバイザー、モンティ・ロバーツさんは「2012年頃にコーギーの繁殖をすすめましたが、エリザベス女王はこれ以上子犬を増やしたくないとおっしゃっていました」「自分が先になくなり、コーギーたちが残されたらかわいそうだと思ったようです」と米『ヴァニティフェア』誌に語っていた。

 

現在女王に残された愛犬は3匹となった。1匹はかつてサンドリンガムハウスで働いていたスタッフが亡くなった際に譲り受けたコーギーのウィスパーで、あとの2匹はダックスフントとコーギーをかけあわせた「ドーギー」のヴァルカンとキャンディ。ウィローの死により、80年ほど続いたロイヤルコーギーの血統が途絶えてしまい、女王は「意気消沈している」のだとか。きっと他の王室メンバーもウィローの死を悲しんでいるに違いない。

 

Getty Images

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Harper’s BAZAAR UK

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