海外セレブゴシップ 2018/3/13(火)

サルマ・ハエック、フリーダ・カーロをバービーにしたマテルを批判

バービー人形で知られる玩具会社「マテル」。3月8日(木)の国際女性デーを祝して新しいシリーズを発表した。サルマ・ハエックがそのデザインを批判している。

サルマ・ハエック(Salma Hayek)photo : Getty Images

国際女性デーにバービー人形の新シリーズ「インスパイアリング・ウィメン」を発表したマテル。同社によると世界各国の母親8000人に調査を行ったところ、自分の娘がどのような女性をロールモデルにしているのかに不安を感じると答えていたことが明らかに。そこで同社は少女や若い女性に勇気を与えてくれる歴史上の人物を選び、バービーにした。大西洋単独横断飛行を成し遂げた飛行士のアメリア・イヤハート、NASA初の友人宇宙飛行プロジェクトで活躍した数学者のキャサリン・ジョンソンなどのバービーが登場、その中にはメキシコの画家フリーダ・カーロも!

 

courtesy of Barbie via Instagram

映画『フリーダ』でフリーダを演じたサルマ・ハエックがこれに反応。インスタグラムにバービーの写真をアップ。「フリーダは自分以外の人になろうとしたことも、他の人のように見せたいと思ったこともない。彼女は自分の独自性を大切にしていた。彼女をバービーにするなんてことがどうしてできるのだろう」。

 

courtesy of Salma Hayek via Instagram

『フリーダ』サルマ・ハエック(Salma Hayek)photo : AFLO

でもこのサルマの意見には賛否両論が。「フリーダは誰か他の人を『ロールモデル』にするように若い女性に勧めたりしないだろう」とサルマに賛成する意見がある一方で「フリーダのように強い女性がいたことを、バービーをきっかけに学べる」「彼女のように唯一の存在でいたいと勇気を与えてくれる」とマテルのコンセプトを支持する意見も!

マテルは今後もこのシリーズを拡大する予定だという。また「She」と「Hero」を組み合わせた「Shero」シリーズとして映画『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督や平昌オリンピックのスノーボードで金メダルを獲得したクロエ・キム選手のバービー人形もリリースする。

サルマからは批判されてしまったけれど、女の子に「何にでもなれる」「どんな職業でも選べる」というインスピレーションを与えたいというマテルの試みが評価されているのも事実。今後、どのような人物を選んでいくのかにも注目したい。

text: Yoko Nagasaka

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