経済誌『フォーブス』が2017年版「世界で最も稼いだモデル」ランキングを発表。今年はケンダル・ジェンナーが、14年連続で首位を維持していたブラジル出身のジゼル・ブンチェンを抜き、首位に輝いた。

このランキングは、2016年6月から2017年6月までに稼いだ税引前の収入を合計したもの。同誌によると、エスティ ローダーやアディダス、ラペルラなどの広告塔を務めるケンダルの収入は、2,200万ドル（約24億6,900円）。それ以外にもリアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians（カーダシアン家のお騒がせセレブライフ）』の出演料や妹カイリーと展開しているファッションライン、ケンダル+カイリーの売り上げなども影響しているという。

首位を明け渡した2位のジゼルは、1,750万ドル（約19億6,400円）の収入で昨年と比べると約43パーセント減少。

3位はランキング初登場のクリッシー・テイゲン。スミノフやビタココを含む飲料メーカーやファッションブランドとのパートナー契約により、収入は1,350万ドル（約15億1,500円）。

またジジ＆ベラ姉妹も2人揃ってトップ10入り！　ジジは950万ドル（約10億6,600円）、21歳という最年少でランクインを果たしたベラは600万ドル（約6億7,300円）を稼ぎだした。

今年の注目株と言われているのが、ポジティブなボディイメージを推進するアシュリー・グラハム。初のプラスサイズモデルとして選出された彼女の収入は550万ドル（約6億1,700円）。ファッション界に革命を起こす存在として期待されている。

そしてアジアからもリウ・ウェンが8位にエントリー。この1年の稼ぎは650万ドル（約7億2,900円）だそう。ケンダルはこのまま首位の座をキープできるのか、また今後はさらなるダイバーシティに富んだランキングへと変化していくのか、2018年版「世界で最も稼いだモデル」にも注目したい。