新聞「テレグラフ」のインタビューに答えたカーリー・クロス。年に1度開催されるヴィクトリアズ・シークレットのショーは「Time's Up」や「Me Too」の動きの中で重要な役割を果たすと語った。

「ヴィクシーのショーのようなものは、今私たちが生きている世界の問題に関連があると思う。あのショーには自分のセクシュアリティを持ち、それを自分でコントロールしている女性たちが持つ何か力強いものがあるの」。

ヴィクシーのショーは男性のためではなく、女性たちに勇気を与えるためのものだというカーリー。「このショーはベストな私たちを祝福し、一番素敵な私たちでいさせてくれるものなの。ヒールを履き、メイクをして美しいランジェリーをつけていてもいなくても、もしあなたが自分で主導権を持ち自信を持っているのであればそれはセクシーなのよ」とも。

モデルたちがみんな一様にスリムで、美の多様性に欠けると批判されることもあるヴィクトリアズ・シークレット。高まるフェミニズムや多様性の動きの中でヴィクシーのショーがどう変わっていくのか、それとも変わらずに今の姿勢を貫くのかにも注目したい。