海外セレブゴシップ 2018/2/23(金)

ジェニファー・ローレンス、ドレスを巡るダブルスタンダードに反論!

男女格差は社会の様々なところに残っているけれど、服装に対するダブルスタンダードもその1つ。ジェニファー・ローレンスのドレス姿をめぐって論争が起きている。ジェニファー自身も反論!

フランシス・ローレンス(Francis Lawrence)、マティアス・スーナールツ (Matthias Schoenaerts)、ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)、ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)、ジェレミー・アイアンズ(Jeremy Irons) photo : AFLO

新作『Red Sparrow(原題)』のプロモーションのためロンドンでフォトコールを行ったジェニファー・ローレンス。「ヴェルサーチ」の黒いドレスで登場した。この日のロンドンの気温は氷点下2度! 監督や共演男優たちがコートを着ているのに、ジェニファーだけが露出の高いドレス姿でいることに批判の声が! 新聞「インディペンデント」は「これはハリウッドの性差別が残っている証だ」と報道。またSNSには「本当に男女平等なら、ジェニファーもコートを着るか、ジェレミー・アイアンズもお尻の部分のないパンツでフォトコールに出るべき」という意見も。寒空の下で露出の高いドレスを着ているのは、女性だけにセクシーな服装が求められる差別が残っているからだ! というのが彼らの指摘。

ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence) photo : Getty Images

でもジェニファーはこの意見にフェイスブックで反論。「『ジェニファーが寒い中、露出が高いドレスを着ている』論争にどこから対処したらいいのかわからない。馬鹿げているだけでなくとても腹立たしい。あの『ヴェルサーチ』のドレスはとても美しかった。あんなゴージャスなドレスをコートやスカーフで隠すというの? 外には5分しかいなかったのよ。私はファッションが好きだし、あれは私の選択。だから雪が降っていたとしてもあのドレスで外に立ったわ」。

「この指摘の方が性差別で馬鹿げている。フェミニズムではない」「誰かの言動に過剰に反応したり、私が何を着るとか、何を着ないとか無害で馬鹿げたことを議論の的にしたりすることでは、私たちは前進できない。真の問題から目をそらさせるだけ」「私が何を着るかは私の選択。私が寒い格好でいたいというなら、それも私の選択なのよ!」。

着せられているのではなく、自分で選んだと主張するジェニファー。とはいえ「セクシーな服を着るべき」とか「露出は控えるべき」とか服装に関する押し付けが女性に対して多いのも事実。これが女性にだけセクシーな服装を求めるダブルスタンダードの問題なのか、女性にだけ「着る自由」を認めないダブルスタンダードなのか。改めて論争になりそう。

text: Yoko Nagasaka

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