ドラマ「ビバヒル」のジェイソン・プリーストリー、キャリアの低迷はハーヴェイ・ワインスタインのせいだった!?
1990年代にドラマ「ビバリーヒルズ高校/青春白書」のブランドン役で大ブレイクしたジェイソン・プリーストリー。その後ドラマでも映画でもあまり目立たなかった彼が、低迷の理由だと思っているバトルのことを告白した。
そのバトルの相手とは、セクハラを告発された大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン。先週金曜日、ハーヴェイ・ワインスタインとロブ・ワインスタインの兄弟が女優のアシュレイ・ジャッドやミラ・ソルヴィーノの悪口や中傷を業界に流していたことが発覚。映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの監督ピーター・ジャクソンはそれが理由で彼女たちをキャスティング候補から外していたことを告白した。この報道後、ミラは「この報道を見て泣いてしまった。これでワインスタインが私のキャリアを妨害していたことが確認できた。これまで疑ってはいたけれど、確信が持てなかった」とツイートしていた。
報道後「他にも多くの俳優たちがワインスタインにキャリアを邪魔されたのでは?」という声が浮上! するとジェイソン・プリーストリーが反応、Twitterで告白した。「もちろん、もっと事例があるよ。1995年のゴールデングローブ賞授賞式後のミラマックスのパーティだ。ハーヴェイは僕に帰れと言った。僕が帰ろうとすると、彼は腕を掴んでこう言った。『何をしている?』。僕は『帰れと言われたから帰るんだ』」。
Of course there is more to the story... ‘95 Golden Globes... at the Miramax Party... Harvey told me I had to leave... I was leaving when he grabbed me by the arm and said “ what are you doing?” I said “ you told me leave, I’m leaving”
— Jason Priestley (@Jason_Priestley) 2017年12月15日
「すると彼は『帰れとは言っていない』と言ってきた。僕はもう一度『今帰れと言っただろう』と答えた。事態はヒートアップしてきた。彼は僕を強く掴み『外に出て話そう』と言った。それを聞けば十分だった」「僕は『俺はお前とはどこにもいかない』と言って彼を突き飛ばし、右手で彼を殴った。突然ガードマンが来て僕たちを引き離し、僕はパーティからつまみだされた」。
“I didn’t say you had to leave” he replied. “You just told me to leave... right over there” I tell him once again. Getting heated now. He then grabs me tighter and says “why don’t we go outside and talk about this”. That was all I needed to hear,
— Jason Priestley (@Jason_Priestley) 2017年12月15日
“I’m not going anywhere with you” I said as I pushed him back and punched him with a right hand to his face. Suddenly, there were security guards pulling us apart and I was escorted out of the party...
— Jason Priestley (@Jason_Priestley) 2017年12月15日
ジェイソンはこれ以降ワインスタインとの間にやり取りがあったかを明らかにしていないけれど、この事件が自分のキャリアに影響したとジェイソンが考えているのは明らか。実際、彼は1998年にドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」を降板、その後目立った大作やヒット作には出演していない。この告白をきっかけに男優たちもワインスタインからのハラスメントを告発する可能性も大。続報にも注目したい。