イヴァンカ・トランプ、「Me Too」について初めて語る
ドナルド・トランプ大統領の補佐官を務めるイヴァンカ・トランプ。セクハラ撲滅運動「Me Too」について初めて口を開いた。
テレビ局「NBC」のインタビューを受けたイヴァンカ・トランプ。ドナルド・トランプ大統領が15人以上の女性から性的暴行で訴えられていることを聞かれると「真実だとは思わない」ときっぱり否定。「これまで父がそのような事実はないとはっきり言っているのに、娘に対して告発者を信じるかと聞くのは不適切だと思う」とコメント。さらに「私は父を信じています。父を知っています。私は娘として父を信じる権利があると思います」とも。
でもセクハラ撲滅運動「Me Too」や「Time's Up」については肯定的。「信頼できる証拠と信頼できる話をあげ、立ち上がっている女性たちのことを誇りに思っています。そういう女性たちを私たちは近頃たくさん目にしています」とコメント。ちなみにイヴァンカが「Me Too」について直接言及したのはこれが初。
セクハラで訴えられている父を持つ娘というのは難しい立場ではあるけれど、大統領補佐官ではなく娘として質問に答えたことには国民から批判の声が! 女性をサポートする活動や発言が少なく、批判されることも多いイヴァンカ。ここは父を信じると強調するより、セクハラを告発した女性の話に耳を傾ける姿勢を示した方がよかったのでは?
text: Yoko Nagasaka