イヴァンカ・トランプ、野望は女性初の大統領!?
1月5日(金)にアメリカで発売され、大きな注目を集めているドナルド・トランプ大統領に関する暴露本『Fire and Fury: Inside the Trump White House(原題)』。著者のマイケル・ウルフはイヴァンカ・トランプの野望についても明かしている。
マイケル・ウルフの取材によると「イヴァンカ・トランプと夫のジャレッド・クシュナーが政権に入ったのは個人的な理由から」だという。「イヴァンカと夫はトランプ大統領の移り気な性格を操ってきた。それはホワイトハウスにいる他の人と同じである。リスクと得るものを比べた結果、知人たちからのアドバイスを退け、2人は政権の仕事に就くことを決めた。これは2人共同の決断であり共同作業」だと書かれている。さらに「もし将来、いい時機が来たらイヴァンカが大統領選に出る、そう2人は決めている。アメリカ初の女性大統領はヒラリー・クリントンではなく、イヴァンカ・トランプになると彼女は心に描いている」。つまり現政権をよくすることよりも、自分たちの出世を考えて役職についたということ!
ちなみにこの暴露本の中にはメラニア・夫人に関する記述も。「メラニア夫人は夫が大統領選に負けると確信していた。敗北こそみんなのためになると思っていた」そうで、選挙の当日、夫の当選が確実になると「夫人は泣いていた。それは嬉し涙ではなかった」。さらに「大統領就任式の日も夫妻は大げんかしていた」。
また「スタッフたちはイヴァンカを『実質的な大統領夫人』、広報担当のホープ・ヒックスが『実質的な娘』だと見なしている」。ヒックスは現在28歳。モデルをしていたこともあるルックスの持ち主で、トランプ大統領のお気に入りだという。
トランプ大統領の私生活からロシア疑惑まで、様々な内情をさらけ出しているこの暴露本。トランプ大統領の政治生命やイヴァンカの野望にどのような影響を及ぼすのか、今後の報道にも要注目。
text: Yoko Nagasaka