ジョージ・マイケルの遺族、クリスマスメッセージを発表
昨年12月25日に53歳の若さで亡くなったジョージ・マイケル。遺族が彼のウェブサイトを通じてクリスマスにメッセージを発表した。
ジョージ・マイケルの遺族は命日を前に彼の子ども時代の写真を投稿。「今年はヨグと親しく、信頼してきた私たちにとって新たな試練の年でした」とジョージをニックネームの「ヨグ」で呼び、ファンにメッセージを綴っている。
「12月に『Last Christmas』や『December Song』を店や車、ラジオで聞くことを覚悟するのもその試練に含まれています。何十年も続いてきたことですが、今年は彼がもう私たちと一緒にいないことを知りながら、彼を恋しく思い出しながら聞くのです」。
courtesy of George Michael via Instagram
「彼のいないクリスマスはつらいものになるでしょう。でも彼の一周忌を追悼するにあたって、私たちは孤独ではないことを知っています。家族や親戚、真の友達の悲しみは、たくさんの皆さんと共有するものだからです」。
「ヨグは私たちと音楽を共有し、多くの人が彼の言葉に結びつきを感じていると思います。多くの人が彼の音楽の中に大切な言葉や感情を抱いていると思います。その中には声に出すのが難しいものもあるでしょう。だからもしできるなら、今年は彼の思い出を胸に、深呼吸して『愛している』と声に出して言う時間を取ってみてください。その時間はありますよね?」
クリスマスが大好きで、いつも雪が降るのを待っていたというジョージ。「彼は時間を作ってグラスを掲げ、自分の音楽を楽しんでもらえたらと思っているはずです」とも遺族は綴る。クリスマスは終わってしまったけれど、改めて彼の音楽に耳を傾けたい。
text: Yoko Nagasaka