ウディ・アレンの養女ディラン・ファロー、虐待について改めて語る
2014年、幼少期にウディ・アレンから性的虐待を受けていたことを明らかにした養女のディラン・ファロー。改めてこの告白についてコメントした。
ウディ・アレンの新作『A Rainy Day in New York (原題)』に出演していたレベッカ・ホールやティモシー・シャラメがセクハラ犠牲者を支援する基金「Time's Up」にギャラを寄付、レベッカは「アレンの作品に出演したことを後悔している」と声明を発表したことで、改めて注目が集まるアレンの性的虐待疑惑。1月16日(火)には、同じくこの作品に出演していたセレーナ・ゴメスもギャラを匿名で「Time’s Up」に寄付したことも明らかになった。
そんな中、ディラン・ファローが自身の告発について改めてコメント。アレンは疑惑を否定しているけれど「私の証言は信頼できるものです。私は真実を語っています」と出演したニュース番組で語ったことが明らかに。この番組の予告編の中では「1人1人の犠牲者、1人1人の告発者が重要であることにみんなが気がつくことが大切であると思います。状況を変えていくのにはそれで十分なのです」とも。
2014年の告発以来、アレンについて公の場で語ったことのないディラン。番組ではアメリカ社会で起きているセクハラ撲滅運動についても語っているとみられている。ハーヴェイ・ワインスタインに対する告発が起きる何年も前に、声をあげた彼女が今の動きをどう見ているのか、続報に注目したい。
text: Yoko Nagasaka