マーゴット・ロビー、フィギュアスケーターへのリスペクトを語る
新作『I, Tonya(原題)』で実在のフィギュアスケーターを演じたマーゴット・ロビー。スケート選手たちへの尊敬の気持ちを語っている。
映画『I, Tonya(原題)』は、1994年のリレハンメルオリンピック直前の全米選手権で起きた、ナンシー・ケリガン襲撃事件を描いた作品。犯人として逮捕されたのはフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの元夫。その後、事件にはトーニャも関わっていたことがわかり、アメリカフィギュアスケート界を揺るがす大スキャンダルに! トーニャがオリンピックに出場するためにライバルのナンシーを襲撃する計画を元夫と立てたことが明らかになった。
マーゴット・ロビーが演じたのは、このスケート界の問題児トーニャ。ちなみにトーニャはトリプルアクセルを成功させた史上2人目の女性スケーター。マーゴットも役作りとしてフィギュアスケートの猛特訓をしたという。出席したプレミアで「アイススケート選手に対して深い敬意を改めて抱いたわ」とコメント。
「とても大変だった。何度も転んだけれど、ものすごく楽しい経験だったわ」「プロのスケート選手をたくさん担当してきた素晴らしいコーチについたの。彼女はとても忍耐強かったわ。フィギュアスケートはバレエに似ている。半分はアート。ものすごい力と強さ、機敏さが必要なときに、優雅にこなしているように見せなくてはいけないの」。
ちなみに作品では子どもの頃からトーニャに厳しい練習を強い、デートにまでついてきていたコントロール魔の毒母とトーニャの関係も赤裸々に描かれているという。トーニャの成長過程を通じて、フィギュア界の裏側も覗けそう。日本公開に期待したい!
courtesy of NEON via YouTube
text: Yoko Nagasaka