クリステン・スチュワート、新作で伝説の女優ジーン・セバーグに!
映画『パーソナル・ショッパー』や『カフェ・ソサエティ』などで演技力を発揮、2014年の『アクトレス〜女たちの舞台』ではフランスのアカデミー賞と言われるセザール賞の助演女優賞を受賞しているクリステン・スチュワート。新作で実在の女優を演じることが決定!
クリステン・スチュワートの新作は『Against All Enemies(原題)』。政治ミステリーでクリステンは1950年代に活躍した女優ジーン・セバーグを演じる。
17歳のとき映画『聖女ジャンヌ・ダーク』でデビュー、映画『悲しみよこんにちは』や『勝手にしやがれ』などに出演し、人気を獲得したジーン。プライベートでは反戦運動や公民権運動に参加、政治的な発言をしていたことからFBIから監視されていたことで知られている。1979年、40歳の若さで亡くなった。遺書があったことから自殺とみられているけれど、FBIなど国家機関が彼女の死に関連しているのでは? という噂も流れた。
ジーンの恋人役には『アベンジャーズ』シリーズでファルコンを演じているアンソニー・マッキー、ジーンを監視するFBI捜査官にはアンジェリーナ・ジョリー監督の『不屈の男 アンブロークン』で注目を集めたジャック・オコンネルが決まっている。監督はこれまで舞台演出をメインに活躍してきたベネディクト・アンドリュース。
『悲しみよこんにちは』のショートカットがトレードマークとなり、今も憧れの女優として映画史に名前を残すジーン。クリステンがどう演じるのか楽しみにしたい。
text: Yoko Nagasaka