熱演虚しく……トム・クルーズがゴールデンラズベリー賞を受賞
毎年アカデミー賞授賞式の前日に発表されるゴールデンラズベリー賞。最低映画、最低俳優を選ぶこの不名誉な賞の結果が明らかになった。
今年最低作品賞に輝いたのは絵文字をモチーフにしたアニメーション映画『絵文字の国のジーン』。最低脚本賞や最低監督賞など4部門を受賞した。続いて多かったのは『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』。最低助演女優賞など2部門を受賞!
またジェニファー・ローレンスとエマ・ワトソンがノミネートされていたことから注目を集めていた女優賞はタイラー・ペリーが受賞。ジェニファーとエマも幸運なことに受賞を逃れた。
一方男優賞は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のトム・クルーズが受賞。いつもの通り体を張ったアクションを披露したのに最低だなんて……気の毒すぎる。
最低作品賞:『絵文字の国のジーン』
最低男優賞:トム・クルーズ『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』
最低女優賞:タイラー・ペリー『タイラー・ペリーのまた出たぞ~! マデアのハロウィン2』
最低助演男優賞:メル・ギブソン『パパVS新しいパパ2』
最低助演女優賞:キム・ベイシンガー『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
最低コンビ賞:『絵文字の国のジーン』(むかつく2つの絵文字のコンビネーション)
最低リメイク、パクリ、続編映画賞:『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
最低監督賞:トニー・レオンディス『絵文字の国のジーン』
最低脚本賞:『絵文字の国のジーン』
text: Yoko Nagasaka