爆弾発言! アン・ハサウェイ、「オスカーは嬉しくなかった」
2012年に映画『レ・ミゼラブル』でアカデミー助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイ。なんと受賞は嬉しくなかったと衝撃告白!
新聞「ガーディアン」のインタビューに答えたアン・ハサウェイ。アカデミー賞受賞の瞬間を「とても気まずかった」と説明、「『レ・ミゼラブル』を撮影して、まだまともな精神状態ではなかったの。まだ役から戻ってきていなかった。でもみんなの前に立って、そんな気持ちはなかったのに単純に嬉しいという気持ちにならなくてはいけなかった」と語った。
このとき、アンが着ていたのは「乳首が透けてる!」と話題になった「プラダ」のドレス。8万ドルの高価なドレスだったことも彼女にとっては苦悩の素になったもよう。「ある人たちにとっては一生目にすることがないほどのお金がかかったドレスを着てあの場に立つことも、痛みを表現したことで賞をもらったことも、正しいことだとは思わなかった。まだその痛みを、人間みんなが経験するものとして感じていたの」と語っている。
ちなみに受賞スピーチがマスコミやSNSで「わざとらしい」と散々バッシングされたアン。でも「ああいう経験をすると実感するわ。恥ずかしくて死にそうって思うけれど、実際は恥ずかしくても死なないのよ」と力強い発言も! 今回の「嬉しくなかった」発言も叩かれそうだけど、この「恥ずかしくても死なない」には一理あり。
text : Yoko Nagasaka