セレブコラム 2018/7/2(月)
松崎健夫の映画ゼミ

新作『君が君で君だ』が話題! 松居大悟監督インタビュー

これまで見てきた映画は約2万本! 『ZIP!』などで活躍中の映画評論家・松崎健夫さんが独自の視点で解説する「映画ゼミ」連載企画第14弾。

74分ワンカットで描いた映画『アイスと雨音』(18)が東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品され、テレビの世界でも「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」、その続編となる「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」が話題となった松居大悟監督。作品を発表するごとに、その独特の設定やテーマで観客の好奇心を刺激してきた。そんな松居監督の最新作は、尾崎豊、坂本龍馬、ブラッド・ピットになりきった3人の男たちが主人公という、これまた先行きの読めない奇抜な作品。“超純愛エンターテインメント”と銘打った『君が君で君だ』(18)について、松居大悟監督にインタビューを敢行。製作の経緯や映画と演劇の違いなどについてもお聞きした。

【新作『君が君で君だ』予告編】 
  • 『君が君で君だ』

    愛する女性のために、尾崎豊、坂本龍馬、ブラッド・ピットになりきり、自分を捨てた3人の男たちがいた。彼らはお互いを「尾崎」「龍馬」「ブラピ」と呼び合い、10年間に渡って彼女の棲む部屋の向い側に部屋を借り、静かに見守り続けていたのだ。ところがある日、平穏だった彼らの日常は混乱をきたすことになる…。松居大悟監督と主演の池松壮亮は、これまでも『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(13)や『私たちのハァハァ』(15)などでも組んできた仲。尾崎を演じる池松壮亮のほか、龍馬に大倉孝二、ブラピに満島真之介、彼らが愛する女性を『息もできない』(10)のキム・コッピが演じている。またYOU、向井理、高杉真宙など豪華キャストが脇を固めているのも話題。

    7月7日(土)より新宿バルト9ほか全国公開。 
    https://kimikimikimi.jp/

Text:Takeo Matsuzaki  Photo:Michika Mochizuki

  • 松崎健夫(まつざき・たけお)

    映画評論家。『キネマ旬報』などに寄稿し、『WOWOWぷらすと』『ZIP!』『japanぐる〜ヴ』に出演中。共著『現代映画用語事典』ほか。

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