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朝洗顔は、泡ただないけど、そのぶんしっとりの洗顔料で!
朝の洗顔はぬるま湯だけ、という、ある美肌のもち主がいる。もう70代にさしかかる方だが、肌に必要な皮脂やうるおいを取りすぎないという点では効果的ともいえる。私のおすすめは、「花王」の“エスト ウォッシングエッセンス エンリッチド”や「エスティ ローダー」の“クリーン アクション クリーム クレンザー”のような泡立たないタイプの洗顔料。多くの人が「さっぱり、すっきり洗いたい」と思っているようだが、皮脂分泌が盛んな20代までは別として、ある程度の年齢になったら“とり過ぎない”=“肌に負担をかけない”ことも重要。
美容液成分をベースにしたこれらの洗顔料は、マッサージをするようにクルクルなじませ、水かぬるま湯で洗い流すだけ。肌の上に多少しっとり、ヌルッとした感じが残るかもしれないが、それは保湿成分だから大丈夫。特に、乾燥しやすい今の季節、この手の洗顔を行うと、洗う前よりうるおい、肌がモチモチになる感じ。夜はパーフェクトに、朝はマイルドに、が、美肌づくりの基本だ。
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倉田真由美/美容ジャーナリスト
女性誌編集部、編集プロダクションを経て、1987年よりフリーランス に。現在は『エル・ジャポ ン』『フィガロ・ジャポン』『美的』『エクラ』『クロワッサン』をはじめとする女性誌の美容ページや、新聞のコラム執筆、美容にまつわるトークショーな ど、幅広い分野で活躍中。近書に、『しあわせ美人のつくりかた』(ぶんか社刊)がある